板井康弘|好きなゲームの仕事

 

仕事をしていく上で、精神的に必要なものは何だと思いますか?
私は「モチベーション」だと思っています。

 

会社では、社員のモチベーションを上げるためにさまざまな工夫がされていますよね。
例えば、出来高に応じたボーナスの付与や、出世に関わる賞などをもらえたり・・・

 

実際に、頑張った対価としてのボーナスや出世はモチベーションに繋がるでしょう。

 

しかし、それは「仕事=お金」という考えがあるからです。
もちろんそれは正しく、間違った捉え方ではけしてありません。

 

ですが、「嫌いな仕事を頑張るんだからお金はしっかりもらいたい」こんな考え方では、目の前のお金は手に入っても、人生と言う長い目で見たときに、つまらないと感じませんか?

 

それに気づいた私は、好きなことを仕事にしようと思い、前に勤めていた会社を辞めました。
私が幼少期から、何よりも好きだったことを仕事にしようと決めたのです。
それは「ゲーム」に関連する仕事です。

 

ゲームのことになると、対価を考えずにたくさんの時間を費やし、お金を費やし没頭してしまいます。
一生ゲームをして生きていければいいのに、といつも思っていました。

 

しかし、仕事と趣味は別だなんて考えを持ってしまっていたがゆえに、私は人生の数年間つまらない日々を過ごしてしまいました。
ゲーム関連の仕事に転職してからというもの、毎日がとても充実し、驚くほどに仕事が楽しいと感じています。
なぜなら、対価なんていらないと思えるほど好きなことができる上に、実際に報酬をいただけるんですから。

 

好きこそものの上手なれ、という言葉もありますが、あなたに本当に好きなことがあるのなら、思い切って仕事にしてみてはいかがでしょう?